令和2年10月号に掲載
2020-10-01
【保健師だより】新型コロナウイルスとインフルエンザに備えよう
今冬は、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が予想されています。今後、発熱患者が増えることが考えられ、厚労省はかかりつけ医など身近な医療機関で迅速に検査が受けられるように新たな医療体制を10月中を目途に整備すると発表しました。
また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、インフルエンザワクチン希望者が急増する恐れがあり、厚労省は、昨年よりワクチンを7%増やした6300万人分を供給する見込みであると発表しました。
また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、インフルエンザワクチン希望者が急増する恐れがあり、厚労省は、昨年よりワクチンを7%増やした6300万人分を供給する見込みであると発表しました。
ワクチンの効果
「インフルエンザワクチンを打ったのにかかった。」との声を聞きますが、接種すればかからないというものではありません。
厚労省は、感染を完全に抑える働きはないが、発病を抑える一定の効果はあるとしており、接種することで肺炎や脳症等の合併症など、死亡につながるような重症化を予防することができます。
厚労省は、感染を完全に抑える働きはないが、発病を抑える一定の効果はあるとしており、接種することで肺炎や脳症等の合併症など、死亡につながるような重症化を予防することができます。
効果的な接種時期
インフルエンザは毎年12月から流行し、ピークは1月末~3月上旬です。ワクチン接種後、抗体がつくまでに2週間かかり、持続効果は約5か月です。12月初旬までには接種をしましょう。また、従来どおり、手洗い、外出時や屋内でのマスク着用、健康チェックを行い、熱や風邪症状があれば、外出を控え、保健所やかかりつけ医に電話で相談してください。
*建設国保が配布するリーフレット「今年はとくにインフルエンザ対策を」もご覧ください。


保健師への問い合わせ先:TEL:087-866-4721
~健康に関するご質問、ご相談について、お気軽にご連絡ください~
