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保健師だより

令和6年6月号に掲載

2024-06-10
【保健師だより】がん予防をはじめよう
 2人に1人が一生に一度は、がんに罹患するというデータがあるほど、がんは身近な病気です。その一方、多くの研究により、がんは予防できることが分かっています。
【がんを防ぐための新12ヵ条】
1条
 たばこは吸わない
 たばこは、肺がん、食道がん、膵臓がん、胃がん、大腸がん、子宮頸がん、膀胱がんなど多くのがんの発症リスクとなります。
2条 
 他人のたばこの煙  を避ける
 受動喫煙は、肺がん、乳がんのリスクが高くなります。
3条
 お酒はほどほどに 
 1日の平均アルコール摂取量が純アルコール量換算で23g未満の人と比べ、46g以上の場合で40%程度、69g以上の場合で60%程度がんになるリスクが高くなることが分かっています。
4条
 バランスのとれた食生活を
 赤肉(牛・豚・羊など)や加工肉は大腸がんのリスクを上げるため、週に500gまでにしましょう。また、飲食物を熱い状態で摂ると食道がんのリスクが高くなるので控えましょう。
5条
 塩辛い食品は控えめに
 塩分摂取量を抑えることは、胃がん予防に有効です。
6条
 野菜や果物を摂取  
野菜・果物の摂取は、食道がん、胃がんの予防になります。
7条    
 適度に運動
 身体活動量が多い人ほど、がんの発生リスクが低くなります。特に、男性は大腸がん、女性は乳がんのリスクが低下します。
8条
 適切な体重維持
 肥満とがんは、強い関連がないことが示されていますが、やせによる栄養不足は免疫力を弱めます。 男性の適正なBMI値は、21~27、女性は21~25です。この範囲内で体重管理をしましょう。
 続きは、来月号に掲載します。


保健師への問い合わせ先:TEL:087-866-4721
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